よさこいの踊り子の先人たちはどのように体を鍛えていたのか

よさこいの踊り子の先人たちはどのように体を鍛えていたのか

先日、Twitterでこんな疑問を見つけました。

ということで、自宅の本棚を漁ったところ、このような本が。

ベネッセの前身でもある会社ですね!
ちなみに初版が昭和59年2月10日。1984年です。

高知におけるよさこいは第31回の年です。
参加チームは91チーム、1万2千人の踊り子が参加していた年。
振り返るために「よさこい祭り40年」という記念誌を少し紐解いて見ましょう。

なんでも注目を浴びていたのは高知ミュージカルスクール200人のよさこいダンス、300人の踊り子がいたあきチーム(家具屋さんのことでしょうか)とまだ上限150人規定のなかった時代のようですね。
また、トレーラーが地方車として使われていたという記述も見受けられます。

この頃のよさこい祭り、自分はまだまだ幼く参加はしていなかったのですが、テレビ中継で見る限りは今のように派手だった記憶はあります。
(衣装は法被がまだまだ主流で、白い短パンの踊り子ばかりでした)

で、その「博学紀行 高知県」には、その頃のよさこい祭りに参加していた踊り子がどのように体を鍛えていたか、の記述が出てきます。

・県庁チームの踊り子男性(58歳)は7月になるとマイカー通勤をやめ、毎日歩き回って本番に耐え抜く足腰を作る

・高知相互銀行(現在の高知銀行)の踊り子男性(43歳)は1ヶ月以上前からジョギングを始めて走りこみをする。そして85kgある体重を75kgまで落とす

・内山時江モダンバレエチームの踊り子女性(59歳)はモダンバレエで汗を流す

この方々は生きていらっしゃったら70代、80代にはなっていらっしゃるのでしょうが、現在もお元気でしょうか。是非お会いしてみたいものです。

事例で登場した3人の年齢は比較的高齢ですが、祭りに向けて何らかの運動をして体を鍛えているという共通点が見受けられます。

今の私の年齢よりもずっとずっと年上の先輩方がこのようにして体を鍛えて祭りに参加していたという事実は、励みにもなりますし、このような記録自体が本当に貴重なものだと思います。

尚、この「博学紀行 高知県」はよさこい祭りだけではなく、高知県のいろいろな文化を深く掘り下げた書籍です。
出版されたのはもう30年以上前になりますが、基本的なことは押さえられています。
自分自身、高知の基礎知識を振り返りたくなった時、よくこの本を手にすることが多く、個人的な事典のひとつであります。
るるぶだけでは物足りない!という高知フリークの方こそ読んでいただきたい本。

実は現代版も出て欲しいなーなんて思ったりなんかしてます。

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