「高知のよさこいチーム小型化」に思うこと

「高知のよさこいチーム小型化」に思うこと

気になる記事が、先日の高知新聞に掲載されました。
Webにも載っていたのでご紹介。

高知のよさこいチームが小型化
http://www.kochinews.co.jp/yosakoi/15yosakoi/150711yosa01.html

肌身で少し感じていましたが、確かに1チームあたりの踊り子の数は減っていると思います。

その理由として記事の中では
「日程」
「踊り子の中心である20代人口が減った」
「参加費」
「チームの分家」
が挙げられています。
これについて、踊り子の立場からちょっと思うことなどを書いてみます。

日程

開催曜日が全て平日になった場合、踊り子が休みを取りにくくなるんですよねー。
自分はお盆休みがちょうどよさこいの時期あたりから始まるので気兼ねしなくていいのですが、同じ職場によさこいを踊る人がいたり、子供の部活の関係や帰省の都合で休まなくてはならない人がいると、休みのシフトの調整に苦労するようです。

そのため、普段よさこいを踊らない人が、踊ってみたくなったものの、なかなか「踊ります!」と言い出し辛い部分があるとも。
(職場のお局クラスの人が踊るため、自分もよさこいで休みを取り辛いという実話を聞いたことがあります)

踊り子の中心である20代人口が減った

人口が多かった団塊ジュニア世代がもう30代後半~40代に突入しています。
そのまま踊り子として残っている人が多いチームもありますが、高知県全体を見渡してみれば、若者は減っています。
わかりやすい例で言うと、少子化の結果、学校の統廃合も進んでいますし・・・

そして、高校を卒業して県外の大学へ進学した学生が、帰省して踊るにもハードルが高い。
大学の定期試験は学校によっては8月まで続くところもあり、戻ることができるのは本祭の直前になってしまいます。
また、帰省の費用も地域によってはかなり嵩む場合もあります。
そして、昨今の経済状況が影響し、親からの仕送りが少ないため、バイトに追われていて帰省して踊っている場合ではないということも。

参加費

考えてみれば、自分が高校生の時は参加費がまだまだ1万円台後半のチームが多かった記憶があります。
2万円で高い!と思ったり。
でも今は1万円台は数えるほどで、2万円台も少なく、だいたいが3万円台~4万円という感じ。
そこに美容院代だのよさこいの為に必要な肌着やメイクのセットなどを買ったりするとかかる費用は5万円、6万円、7万円・・・

これについては自分の場合、よさこい貯金をして毎月積み立てております。
飲みにいくお金を「飲んだことにしたつもり」にして積み立てるという、いわゆる「つもり貯金」なのですが・・・参考になれば幸いです。

チームの分家

出場を取りやめるチームがいる一方「新しくチームを立ち上げました」というところもあったりして、それは昔からの流れかなと感じます。
ただ、立ち上がった1チームあたりの踊り子数が昔よりかなりコンパクトになってるという違いかなと。

まとめ

1チームあたりの踊り子数は確かにコンパクトになってるのは間違いないです。
踊り子が参加しにくい要因がいろいろあることについて、今回これほどはっきり書かれていることに衝撃を受けつつ、そろそろ高知のよさこいも少しずつ変わり始めているのではないかと思います。
参加費が高くても、休みが取り辛くても、そこを乗り越えて参加したいと思わせる魅力が、今の高知のよさこいからは減っているのかもしれません。
こういう辛口の意見も目にしました。

また、記事の中でも取り上げられていた、踊り子数が減っているために県外からの参加者を受け入れているチームが増えているということ。
それも踊り子を増やすひとつの方策ではあります。
しかし、県外から踊りに来るのは金銭面や宿泊場所など、ハードルが高いのも事実。
やはり、チーム側にもそれ以外の環境にも県内の踊り子を増やす工夫がもっとあると嬉しいですね。

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